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てすと

岡本太郎とグローバル化 | 読書メモ

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太郎はこういう、グロバール化は単に西洋化することでもないし、アメリカナイズされることでもない。

 

多くの人が繋がり文化が交わる中で、生まれる新しい文化。

 

世界的な文化を受け入れること、それを発展させること。それこそがグローバル化である。

 

オリンピックの際に、日本文化と謳って披露される和服や日本建築に意味はない。

 

あんなのは、過去の文化に取り憑かれているだけでは先に進めない。

 

西洋化することへのコンプレックスとは別の話として、グロバールな文化を創り出すことに価値がある。

 

今、僕らが考える日本文化ですら、多くは大陸から輸入したもので、それを自分たちの根源的なものとして永遠に持ち続ける必要はない。

 

 

世界はどんどん一体化し1つになる中で、すべての人が自分たちの文化だと受け入れることのできるグローバルな文化が求められている。

 

ファッション・音楽・芸術その全てにおいて、ただ西洋化しているのではなく、多くの文化が交じりあい、その時代にあった合理性によって世界的な文化が形成されている。

 

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