生きるのが辛いときに聞く曲。この音楽があるから生きてゆく
いろいろと大変なことがあったとしても、音楽の世界があったら生きてゆけます…
宇多田ヒカルの[花束を君に]の「楽しいことばかりだったら、愛なんて知らずに済んだのにな」って歌詞が好きだ。
しんどいことが続いて落ち込んでる時には、明るい曲より、自分の気持ちに寄り添うようなメロディに癒される。
しんどいことがあるから、辛いことがあるから「音楽の良さ」にも気づける。花束を君にの歌詞をもじってそんな風に思ったりもする。
ポップで明るい曲も好きやけど、
「この世界にこの曲があるなら、何があろうと生きてゆける」そう思える曲たちは優しいバラードばかりです。
染まるよ チャットモンチー
「大人だから一度くらい 煙草を吸ってみたくなって
月明かりに照らされたら 悪い事してるみたいだ」てとこの歌詞がたまらん。
実際に煙草を吸ったことはなくても、共感できる情景です...
ひかり ハンバートハンバート
練炭で自殺しようとしたけれど、「死ななくて生きていて良かった」そんな悲しい歌詞が、なぜか辛いときに心の支えになる。
声 中島美嘉
「私は生きたい今もこうして声張り上げて…」
静かなメロディなのに、なんだろこの曲の強いソウル。高校生の頃、学校からの帰り電車の中でずっと聞いてた曲。
to U Bank Band
生きてると、周りの人と比較してしまう。
自分には何もない。そんな風に思って自信が無くなって、動けんくなる。
SNSで見せられる煌びやかな世界と、それに比べる自分がどんどん小さく見えて。「もっと頑張らな」って自分を追いつめてしまう。
「今を好きに もっと好きになれるから あわてなくていいよ」その暖かい歌詞にどれだけの人が救われたんやろ。
過労で入院したとき、病院のベッドでずっと聴いてました。休んで大丈夫なんや、って。もっと自分をそのままに生きてゆこう、と力をもらいます。
ありあまる富 椎名林檎
「僕らが手にしている富は見えないよ、彼らは奪えないし壊すこともない」命に従って価値はついてる。当たり前のことやねんけど、いつも忘れてしまうこと。
お金をいっぱい持ってるとか、どれだけ成功してる、とか、そんなモノサシだけで人間の価値を決めることの貧しさ。
人間って生きてるだけでいいやん、ってそれだけにこそ価値がある。
幼稚園で友達たちと遊ぶ甥っ子たちを見ていて思う。この子たちの価値は命に従ってついてる。運動ができる、勉強ができる、家が裕福だから、そんなことは何も関係なくて、君が君として生きていることが美しい、と。
生きていることが辛いなら 森山直太朗
命の儚さとその可能性。生きていくことに意味が見つからなくても、それでも死んでしまうほどこの世界は悪くない。そんなことに気づかせてくれる曲です。
だけど僕は ゲスの極み乙女
「だけど僕は」そのフレーズをこんな曲にする川谷さんはやっぱ天才である。
生きてゆくグチャグチャに嫌になって、死にたくなって「だけど僕は」。
何も無い道を、自分を信じて歩いているときに必要な曲です。
くるみ Mr.Children
生きてれば誰にでも必ず訪れる「別れ」。受け入れがたい別れを乗り越えて、それでも人は未来に希望を持つことかできる。
辛いことばかり続いても、希望が消えることはない。